Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | |||||||||||||||||||||||||
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248. Côtes de Toul(コート・ドゥ・トゥール)Lorraine:1998。ロレーヌ地方西部のMeurthe-et-Moselle(ムルト・エ・モーゼル)県のMoselle川流域にあるCôtes de Meuse(コート・ドゥ・ムーズ)という自然豊かな地区にある8つのコミューンの地区アペラシオン。土質は褐色珪質粘土。 グリ:Gris de Toulと呼ばれるこの地区の主要なワイン。ガメ(85%以内)、ピノ・ノワール(10%以上)、オーセロワ、ピノ・ムニエ (アクセサリー品種としてあわせて5%以内)。薄いバラ色でフレッシュな味わい。キッシュ・ロレーヌ、potée aux choux(ポテ・オ・ショー)という塩漬け豚肉のシチュー、アルザスの春の料理タンポポとベーコンのサラダなどとの相性が抜群。8~10℃で若いうちに飲む。 赤:ピノ・ノワール100%。14℃前後で飲む。 白:オーセロワ100%。8~10℃で飲む。 249. Moselle(モーゼル)またはVin de Moselle(ヴァン・ドゥ・モーゼル)Lorraine:2010。Moselle県の18、Meurthe-et-Moselle県の1つのコミューンの地区アペラシオン。栽培面積はわずか35ha。土質は珪質粘土を多く含む石灰質粘土。 白:生産量の大半を占める。オーセロワ、ピノ・グリ、ミュラー・トゥルガウそれぞれの単一品種ワインと、オーセロワとピノ・グリを主要品種とし、アクセサリー品種にミュラー・トゥルガウ、ピノ・ブラン、ゲヴェルツトラミネール、リースリングの使用が認められたアッサンブラージュ・ワインの4種が作られる。いずれも辛口だが、それぞれの品種の特性がよく表れる。アッサンブラージュ・ワインは最もモーゼルらしいと言われる。川魚や鶏肉の煮込み、ロレーン台地のチーズに合わせるのがいい。 赤:ピノ・ノワール100%。生産量はごくわずか。程よい酸味と軽いタンニンを持ち、喉ごしがいい。 ロゼ:ピノ・ノワール、ガメ(アクセサリー品種として最小限)。グリと言っていいほど淡いサーモンピンク。辛口でフレッシュな味わい。どのワインもアルコール度数はそれほど高くなく、若いうちに飲まれる。シャルキュトリやシュークルートなどとの相性がいい。
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