Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
    目  次  
6. Bourgogne(ブルゴーニュ)6
   
58. Chambertin(シャンベルタン)ブルゴーニュ:詳細は80. Gevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)の続きを参照。

59. Chambertin-Clos-de-Bèze(シャンベルタン・クロ・ドゥ・ベズ)ブルゴーニュ:詳細は80. Gevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)の続きを参照。

60. Chambolle-musigny(シャンボール・ミュズィニー)ブルゴーニュ:1936。コート・ドール県コート・ドゥ・ニュイの村名アペラシオン。小さな村でありながらBonnes Mares(ボンヌ・マール)、Musigny(ミュズィニー)という2つのグラン・クリュ・クリマと24の1級クリマを持つ。グラン・クリュ・クリマは別のAOC。1級クリマで生産したChambolle-MusignyとChambolle-Musigny Premier cruはエチケットのアペラシオン名の後ろにクリマ名を記載する。土質はところどころ石灰岩の岩盤が露出する薄い石灰質粘土。ブドウは岩盤の割れ目深くまで根を張る。
赤:ピノ・ノワール100%。輝きのある力強いルビー色。カシスやイチゴ、甘草、麝香のアロマ。骨格はしっかりしているが酸味が少なくほのかな甘みが際立つため女性的な味わいと表現される。タンニンは滑らかで絹のような舌触り。ジビエ、アントルコート、ウサギや鶏肉の赤ワイン煮込みなど手の込んだ料理に合う。ウォッシュタイプのチーズとの相性もいい。熟成期間10~20年。よい年のものはさらに長期熟成が可能。
シャンボール・ミュズィニーの畑 シャンボール・ミュズィニーのクリマ

61. Chapelle Chambertin(シャペル・シャンベルタン)ブルゴーニュ:詳細は80. Gevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)の続きを参照。

62. Charlemagne(シャルルマーニュ)ブルゴーニュ:1937。コート・ドール県コート・ドゥ・ボーヌのグラン・クリュ。わずか0.28haのグラン・クリュ・クリマ。土質は石灰質粘土。
白:シャルドネ100%。詳細は70. Corton Charlemagne(コルトン・シャルルマーニュ)参照。

63. Charmes Chambertin(シャルム・シャンベルタン)ブルゴーニュ:詳細は80. Gevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)の続きを参照。

64. Chassagne-montrachet(シャサーニュ・モンラッシェ)ブルゴーニュ:1937。コート・ドール県コート・ドゥ・ボーヌの村。東に隣接する109. Puligny-montrachet(ピュリニー・モンラッシェ)とともに数多くの特級クリマと1級クリマを持つ。名称の一部にmontrachetが付くアペラシオンが多いため、ブルゴーニュワインの冒頭で断ったように便宜上この項で順に紹介することとし、アルファベット順の項には名称のみを挙げておく。
Chassagne-montrachetはこの村の村名アペラシオンで村内にあるMontrachet、Batard-Montrachet、Criots-Batard-Montrachetという3つの特級クリマは別のAOC。さらに55の1級クリマがある。赤、白ともに1級以外にvillages(ヴィラージュ)があり、エチケットにクリマ名を記載することができる。土質はクリマによって石灰質粘土、礫混じり石灰質粘土、泥灰質粘土、砂質泥灰質土とさまざま。
赤(40%):ピノ・ノワール100%。鮮やかに輝く赤紫色。グリオット(酸味の強い桜桃)、スグリ、フランボワーズ、野イチゴのアロマにスパイシーなニュアンスがある。肉付きがよく、濃厚で適度なタンニンを含む複雑な味わい。仔羊のロティやグリエ、プラムを使ったジビエ、豚肉などによく合う。熟成期間5~15年。
白(60%):シャルドネ100%。緑色がかったラメのような黄金色。香りはアカシア、aupébine(桜に似た白い花)、ノワゼット、スイカズラ、クマツヅラ、火打石などの複雑なアロマ。豊満で滑らかな味わいで余韻が長く続く。白身の肉やサーモン、オマールなどと相性抜群。熟成期間3~12年。

  
シャサ―ニュ・モンラッシェのクリマ
シャサーニュ・モンラッシェの畑 シャサーニュ・モンラッシェのシャトー


1er cru villages villages赤