Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | ||||||||||||||
目 次 | ||||||||||||||
6. Bourgogne(ブルゴーニュ)7 109. Puligny-montrachet(ピュリニー・モンラッシェ)ブルゴーニュ:1937。コート・ドール県コート・ドゥ・ボーヌの村名アペラシオン。4つの特級クリマと17の1級クリマを持つ。4つの特級クリマは別のグラン・クリュ・アペラシオンで、うち2つはChassagne-Montrachetとの共有。Puligny-Montrachet Premier Cruと Puligny-Montrachet villagesはアペラシオン名の後ろにクリマ名を記載できる。土質は石灰質泥灰土と石灰岩礫の互層。斜面上部は厚く、下部は薄くなる。 白(99.6%):シャルドネ100%。輝きのある黄金色。サンザシ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、青リンゴ、蜂蜜などのアロマ。ミネラルのニュアンス。複雑なブーケと凝縮したボディの調和がとれた上品な味わい。フォワグラ、オマール、ソースで仕上げた鶏肉など上質な料理との相性がいい。熟成期間8~10年。 赤(0.4%):ピノ・ノワール100%。赤はCôte de Beaune villages(コート・ドゥ・ボーヌ・ヴィラージュ)を名乗ることもできる。ルビー色。赤や黒のベリーの香り。ほどよい肉付きでコクがある。仔牛、豚鶏肉など白身肉のローストやハードタイプのチーズに合う。熟成期間6~8年。
46. Bâtard Montrachet(バタール・モンラッシェ)ブルゴーニュ:1937。Côte de Beauneの最も南に位置するChassagne-Montrachet(シャサーニュ・モンラッシェ)村とPuligny-Montrachet(ピュリニー・モンラッシェ)村にまたがるグラン・クリュ・クリマの畑名アペラシオン。土質は深い石灰質粘土。白ワインのみを生産。 白:シャルドネ100%。ミネラルの輝きを持った黄金色。熟成が進むと黄色が強くなる。香りはスパイシーで、ハチミツやドライフルーツのアロマにバターなどのニュアンス。しっかりした辛口だが滑らかな飲み口で、包み込むような長い余韻がある。キャビア、エビ・カニ類、白身の魚、フォワグラなどに合う。辛口白ワインには珍しく長熟で10~15年で飲みごろになり、良い年のものは20年以上も熟成可能。 モンラッシェのつく近隣の4つのグラン・クリュとともにシャルドネの最高峰とされる。 77. Criots Bâtard Montrachet(クリオ・バタール・モンラッシェ)ブルゴーニュ:1937。Chassagne-Montrachetのグラン・クリュ・クリマ。土質は石灰岩の岩盤上の浅い表土。赤い泥灰土の帯が入る石灰質粘土。 白:シャルドネ100%。鉱物的な輝きのある黄金色。熟成を経て黄色が強くなる。バター、焼きたてのクロワッサン、シダ、ドライフルーツ、スパイス、蜂蜜などのアロマ。ストラクチャーとハーモニーが完全に溶け合っている。なめらかでしっかりした辛口で余韻が長く、優しく包み込むようで奥深い味わい。フォワグラ、キャビア、オマール、伊勢海老、クルマエビ、子持ちの小エビ、白身魚、鶏肉などによく合う。熟成期間10~20年。よい年のものはさらに長期熟成が可能。 99. Montrachet(モンラッシェ)ブルゴーニュ:1937。Puligny-Montrachet(ピュリニー・モンラッシェ)とChassagne-Montrachet(シャサーニュ・モンラッシェ)の2つのコミューンが共有するグラン・クリュ・クリマ。土質は石灰岩の岩盤の上に赤っぽい泥灰土石灰質粘土の薄い表土が乗っている。 白:シャルドネ100%。鉱物的な輝きのある黄金色。スパイス、ドライフルーツ、蜂蜜、バター、苔などのアロマ。均整の取れた構造で、辛口だが滑らかで奥行きのある味わい。キャビアの前菜や、オマール、伊勢海老、クルマエビ、白身の魚、フォワグラ、鶏肉などによく合う。熟成期間10~20年。よい年のものはさらに長期熟成が可能。 48. Bienvenues Bâtard Montrachet(ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ)ブルゴーニュ:1937。Puligny-Montrachet(ピュリニー・モンラッシェ)のグラン・クリュ・クリマの畑名アペラシオン。 クリマはバタール・モンラッシェと共通しており、作られるシャルドネ100%の白ワインの特徴もよく似る。 |
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