Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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6. Bourgogne(ブルゴーニュ)23 119. Santenay(サントネー)ブルゴーニュ:1937。コート・ドール県コート・ドゥ・ボーヌのSantenayとRemigny(ルミニー)という2つのコミューンに認められた村名アペラシオン。12の1級クリマを持つ。SantenayとSantenay 1er cruは後ろにクリマ名を記載する。土質は、白い魚卵状石灰岩の岩盤の上に堆積した石灰岩礫やフリントを含む泥灰土。 赤(89%):ピノ・ノワール100%。紫紅色。赤い果実。バラの花びら、芍薬、スミレ、甘草のアロマ。骨格がしっかりしていてしなやか、アタックは濃密で奥深い。ほどよいタンニンを持ち、余韻は長い。牛バラ肉の煮込み、家禽やウサギなどの小さなジビエに合う。白カビチーズやブルーチーズにも合わせられる。熟成期間5~10年。よい年のものは15年以上保存可能。 白(11%):シャルドネ100%。輝きがある明るい色で、ヘーゼルナッツ、シダ、花の香りにミネラルのニュアンス。フレッシュで生き生きした味わい。鶏肉のクリームソース、魚、ハードタイプのチーズなどとよく合う。熟成期間3~8年。 Santenay村はSaône et Loire県との県境に位置しており、Mont de Séne(セーヌ山)山頂の境界線上には3基の石の十字架が並んでいてMontagne des Trois Croixと呼ばれる。また、この山にはDolmen du Cul Blancという名の新石器時代のドルメンもある。 120. Savigny-lès-Beaune ou Savigny(サヴィニー・レ・ボーヌまたはサヴィニー)ブルゴーニュ:1937。コート・ドール県コート・ドゥ・ボーヌの村名アペラシオン。22の1級クリマを持つ。Savigny-lès-BeauneとSavigny-lès-Beaune1er cruは後ろにクリマ名を記載する。土質は、鉄分を含む魚卵状石灰岩礫が混じる石灰質粘土。 赤(89%):ピノ・ノワール100%。濃いチェリー色かガーネットを帯びた紫紅色。カシス、チェリー、キイチゴなど小さな赤や黒の果実、スミレの香り。タンニンが豊富で肉付きがよく、ふくらみのある豊かな味わい。バランスと力強さがありエレガント。ポワレしたフォワグラ、ローストチキンやローストビーフなどによく合う。トムのような圧さないタイプのチーズや白カビチーズとの相性もいい。熟成期間5~10年。 白(11%):シャルドネ100%。エメラルドを帯びた黄金色。花の香りにバター、ブリオッシュ、レモン、グレープフルーツのアロマ。アタックは生き生きとして純粋。滑らかで官能的なのどごし。淡水魚のホワイトソース、オムレット、シェーブルチーズなどとよく合う。熟成期間4~8年。 村の中心にあるChâteau-Savigny-les-Beauneは多数のクラシックカーやスポーツカー、バイク、戦闘機などを収集展示するMusée de la moto(モーター博物館)を併設していることで有名。 121. Viré-Clessé(ヴィレ・クレッセ)ブルゴーニュ:1999。ソーヌ・エ・ロワール県マコネのClessé(クレッセ)、Laizé(レゼ)、Monbellet(モンベレ)、Viré(ヴィレ)という4つのコミューンに認められた村名アペラシオン。もとは地域名アペラシオンマコンの一部だったMâcon-ClesséとMâcon-Viréの2つをまとめて村名アペラシオンとした。土質は、ウミユリ石灰岩の岩盤の上に堆積した泥灰土・石灰質土。斜面下部は砂岩礫を含む石灰質粘土で排水がよい。 白:シャルドネ100%。緑を帯びた淡い黄金色。スイカズラのブーケ、エニシダ、レモン、ライム、ミネラルのアロマ。まろやかでフルーティなのどごし。サンザシやバラの後香を感じる。柔らかい肉、家禽、魚、甲殻類、カマンベールチーズによく合う。5年以内に飲む。
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