Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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127. Corse ou Vin de Corse(コルスまたはヴァン・ドゥ・コルス)コルス:1976。コルスの広域AOC-AOP。広義には独立したAOCであるCalvi(カルヴィ)、Coteaux du Cap-Corse(コトー・デュ・カプ・コルス)、Figari(フィガリ)、Porto-Vecchio(ポルト・ヴェッキオ)、Sartène(サルテーヌ)も含むが、狭義にはそれ以外のワイン産地を包括した名称。
島の中央部は山岳地帯であるため、ブドウ栽培は主に海岸地帯でおこなわれている。土質は南部と西部は花崗岩質、北部と東部は片岩質で、その上を石灰岩質土壌と泥灰土が覆う。
 ブドウの品種はコルスの歴史を反映するようにイタリア系のものが多い。赤の主要品種:Grenache(グルナッシュ)、Nielluccio(ニエッルッキオ)、Sciacarello(スキアカレッロ)、Carcajolo noir(カラカジョロ・ノワール)。白の主要品種:Malvoisie à gros grains(マルボワジー・ア・グロ・グレン)、Vermentino(ヴェルメンティーノ)、Carcajolo blanc(カラカジョロ・ブラン)。
 コルス全体で作られるワインの比率は赤 50% 、ロゼ 36%、白 12%、甘口のミュスカ 2%。

コルス産地地図

 

ワイン造りを描いたエトルリアの壺       

コルス赤             ロゼ