Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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172.Macvin-du-Jura(マクヴァン・デュ・ジュラ)Jura:1991。ジュラ全域の105のコミューンで作られるvin de liqueur(ヴァン・ドゥ・リキュール)またはvin muté(ヴァン・ミュテ)というリキュールのアペラシオン。eau-de-vie de vin(オー・ドゥ・ヴィー・ドゥ・ヴァン=ブランデー)またはeau-de-vie de marc(オー・ドゥ・ヴィー・ドゥ・マール=ブドウの搾りかすを発酵・蒸留した蒸留酒)と発酵前のブドウ果汁を混ぜて作る。白、赤、ロゼが作られる。
白:シャルドネ、サヴァニャン。赤とロゼ:ピノ・ノワール、プールサル、トゥルソー。オー・ドゥ・ヴィーの原酒には藁ワインを使い、蒸留してすぐのアルコール度数は52度ある。それを木製の樽で40か月前後熟成させたものに同じ品種の完熟したブドウ果汁を混ぜ、16~22度に調整して瓶詰めする。かなり甘口でカクテルに使うか、食前酒か食後酒に向く。
参考.Marc de Jura(マール・ドゥ・ジュラ)、Marc de Franche-Comté(マール・ドゥ・フランシュ・コンテ)Jura:2005。ブドウの搾りかすを発酵させた酒を蒸留したオー・ドゥ・ヴィー。ジュラ全域で作られるが、アルボワのものだけがマール・ドゥ・フランシュ・コンテを名乗ることができる。
 アルコール度数は47~55%。2~5年樫の樽で熟成させてから瓶詰めするためブランデーと同様琥珀色を呈する。50年以上保存可能。

マクヴァン・デュ・ジュラ

マール・ドゥ・ジュラ マール・ドゥ・フランシュ・コンテ(1950