Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | |||||||||||||||||||
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234. Quarts de Chaume(カルト・ドゥ・ショーム)Loire:1954。メーヌ・エ・ロワール県の Rochefort-sur-Loire(ロシュフォール・シュル・ロワール)というただ一つのコミューンで作られるAnjouで最も有名な極甘口白ワインのアペラシオン。土質は円平礫岩混じりの砂質土。 セパージュはシュナン・ブラン100%。貴腐ブドウか藁干しブドウを使い、果汁糖度は298g/ℓに上る。アルコール度数は12度以上。ナシやカリン、ハチミツの香りを持つ。アペリティフに向くほか、フォワグラや青カビタイプのチーズとの相性もいい。20年以上保存可能。 235. Quincy(キンシー)Loire:1936。シェール県のQuincyとBrinay(ブリネー)の2つのコミューンで作られる白ワインの村名アペラシオン。25軒の生産者がいる。土質は砂礫土。 主要品種はソーヴィニョン・ブラン。10%以内でソーヴィニョン・グリの使用が認められている。辛口で上品な後口。柑橘類の白い花のアロマ、コショウのニュアンスを感じる。海の幸やロワールの川魚、クロタン・ドゥ・シャヴィニョルなど地元の山羊乳チーズに合う。4~5年で飲みきる。 236. Reuilly(ルイィ)Loire:白1937。赤とロゼ1961。シェール県の2つとアンドル県の5つのコミューンの村名アペラシオン。ReuillyはIndre県のコミューンの一つ。土質は砂礫土と泥灰土混じりの石灰質粘土。 赤:ピノ・ノワール100%。赤い果物のアロマ。ステンレスタンクで1次発酵するためフルーティで滑らかな喉ごし。白身の肉やローストチキンに合う。13~16℃で2年以内に飲む。 ロゼ:ピノ・グリ、ピノ・ノワール。圧搾した果汁を使うものとセニエによるものと2種の醸造法がある。フレッシュでのどごしがいい。魚や白身肉のグリル、スパイスの効いたアジア系の料理にも合う。10~12℃で5年以内に飲む。 白:ソーヴィニョン・ブラン100%。輝きのある黄色みがかった色あいでグレープフルーツのようなアロマ。フルーティな辛口で生き生きとした味わい。魚やエビ、カニ、山羊乳のチーズなどと相性がいい。10~12℃で2年以内に飲む。
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