Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | |||||||||||||||||||||||||
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215. Côtes-d'Auvergne(コート・ドーヴェルニュ)Loire:2011。Auvergne地方のPuy-de-Dôme(ピュイ・ドゥ・ドーム)県にある54のコミューンの地区アペラシオン。土質はフリントの細砂を含む石灰質粘土と玄武岩。 赤:ガメ(破砕して自然流下果汁のみ使用)、ピノ・ノワール。アッサンブラージュの比率によりフルーティでまろやかな飲みやすいものからより複雑な構造の力強いものまである。 ロゼまたはグリ:ガメ。フレッシュでフルーティな若々しい辛口。 白:シャルドネ100%。アルコール度数13~14℃と高めで熟成向きのワイン。 ピュイ・ドゥ・ドームはロワール川最上流部でフランスでは珍しい単性火山地帯。名水の里としてもよく知られている。Le Puy-en-Velay(ル・ピュイ・アン・ヴレ)はフランスのサン・ティアゴ・デ・コンポステラ巡礼道のうちル・ピュイの道の出発地として名高い。 216. Côtes du Forez(コート・デュ・フォレ)Loire:2000年。ロワール県Saint-Étienne(サンテティエンヌ)周辺の17のコミューンの地区アペラシオン。もともとクリュニー修道会の Abbaye de Savigny(サヴィニー修道院)で造り始めたワインでVDQSからの昇格。土質は花崗岩と火成岩の風化土。 赤とロゼ:ガメ。赤は鮮やかな赤紫色で黒い果実のアロマを持ち、豊富なミネラルが火山性土壌の特徴をよく表している。キリッとした飲み口。ロゼは生き生きとしてフルーティで飲みやすい。いずれも若いうちに飲む。 ガメ以外に補助品種としてピノ・ノワール、シラー、シャルドネ、ヴィオニエを使ったものあるがこちらはIGPでvin de pays d'Urféと呼ばれる。 217. Côte Roannaise(コート・ローネーズ)Loire:1994。ロワール県 Madeleine(マドレーヌ)山麓の14のコミューンで作られる赤とロゼの地区アペラシオン。土質は花崗岩と凝灰岩の風化土。 セパージュはガメ。赤は色は薄めでフルーティな香りだが、樽熟成によりコクが出る。ロゼは辛口でフルーティ。どちらも5年以内に飲む。 白も作っているがAOCではなく、IGP Vin de pays d'Urfé と呼ばれる。
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