Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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288. Pacherenc du Vic-Bilh(パシュラン・デュ・ヴィク・ビル)Sud-Ouest:1948。AOC マディランの産地とぴったり重なる地域で作られる白ワインだけのアペラシオン。赤と並べて「マディランの双子」と呼ばれる。
極甘口と辛口がある。セパージュはPetit courbu、プティ・マンサン、グロ・マンサン、Arrufiac(Pacherenc du Vic-Bilh固有の品種。上品な優雅さを出す)、ソーヴィニョン・ブラン。極甘口は上品で滑らかな口当たりがボルドーの極甘口ワインに似る。ナシ、リンゴ、マルメロなどの砂糖煮のようなはっきりしたアロマにスパイスのニュアンス。後味が長く続く。10~12℃で供する。
辛口は最初に白い花の香りが立ち、柑橘やドライフルーツのアロマが出てくる。若いうちは骨格がはっきりして重く感じるが、年を経るとまろやかな口当たりになり、甘味さえ感じるようになる。8~10℃に冷やして供する。
どちらのタイプも生かレアに焼いたフォワグラに干しブドウとピレネーのチーズかブルーチーズを添えた料理に最もよく合うという。食前酒にも食後酒にもよく、ブリオッシュやクレーム・ブリュレ、フランボワーズのソースをかけたヴァニラ・アイスクリームなど甘いデザートによく合う。10年は保存可能。

289. Pécharmant(ペシャルモン)Sud-Ouest:1946。ドルドーニュ県のAOC ベルジュラックの中で北西部のDordogne川右岸に位置するBergerac、Creysse(クレス)、Lembras(ランブラ)、Saint-Sauveur de bergerac(サン・ソヴール・ドゥ・ベルジュラック)という4つのコミューンで作られる赤ワインだけのアペラシオン。AOC モンバジャックの対岸になる。土質は礫の多く混じる砂質土。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、マルベック、メルロー。どのセパージュも全体の65%を超えてはならない。最初の醸しは果梗から外した丸のままか潰したブドウを2~4週間かけて浸漬して果皮のアントシアニンとタンニンを十分に引き出したのち、プレスして果汁を分離する。でき上ったワインは濃いザクロ色。赤い果物のアロマにヴァニラのニュアンスがあり、骨格がはっきりして力強い味わい。若いうちはタンニンが強すぎて強烈なアタックを感じるが、数年熟成すると滑らかにこなれてバランスがよくなる。赤身肉やジビエとよく合う。




   
極甘口白          辛口白    Arrufiac                クレーム・ブリュレ
Creysse Creysseの畑
 
Saint-Sauveur de bergerac     赤                  シャトーブリアン
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