Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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271. Côtes de Duras(コート・ドゥ・デュラ)Sud-Ouest:1937。 ロット・エ・ガロンヌ県のGaronne川中流域に広がるDuras、Issigeac(イシジャック)など15のコミューンのアペラシオン。土質は場所によって、空隙の多い白亜質土、礫混じり砂質粘土、白色石灰質粘土の3種に分かれる。
赤とロゼ(65%): カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー、コット。長時間の浸漬で樽熟成したものはしっかりしたボディだが、若いうちはおとなしく飲みやすい。 ロゼはセニエで醸造し、フレッシュでフルーティ。
白(35%): 主要品種ソーヴィニョン・ブラン、ミュスカデル、モーザック、シュナン・ブラン、オンダンス。アクセサリー品種ユニ・ブラン(25 % 以内)。辛口の白は、浸漬法で醸造し、澱ごと熟成させるためソーヴィニョンの香りがよく残り、味わいは力強く気品がある。甘口の白は果物のコンフィの香り。
272. Côtes-de-Millau(コート・ドゥ・ミョー)Sud-Ouest:2010。アヴェロン県の東端タルン川流域に位置する17のコミューンに認められた新しいアペラシオン。土質は石灰質粘土。
赤(70%):シラー、フェール・セルヴァドゥ、ガメ、カベルネ・ソーヴィニョン。心地よいアロマでフルーティだがタンニンが豊富。3~5年で飲み頃。
ロゼ(25%):シラー、ガメ。小さな赤い果実のアロマでフルーティ。若いうちに飲む。
白(5%): モーザック、シュナン・ブラン。花やドライフルーツのアロマで後味の余韻が長い。1~2年のうちに飲む。



Chateau_de_Duras イシジャックのコロンバージュ
                 
   赤             ロゼ                白                甘口白
 
コート・ドゥ・ミョーの畑 Compeyre
     

赤             ロゼ                 

 
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