Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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273. Côtes de Montravel(コート・ドゥ・モンラヴェル)Sud-Ouest:1937。ドルドーニュ県のAOC ベルジュラックの中心に位置するLamothe-Montravel(ラモント・モンラヴェル)、Montcaret(モンカレ)など9つのコミューンで作られる極甘口白ワインだけのアペラシオン。ジロンド川に沿い、ボルドーのサンテミリオンに隣接していて地形や地質条件もよく似ている。栽培面積わずか49ha。土質は白色石灰質土壌。
主要品種:ミュスカデル、ソーヴィニョン・ブラン、ソーヴィニョン・グリ、セミヨン。アクセサリー品種オンダンス(10%以内)。枝を短く剪定して日当たりをよくし、収量を抑えることで果汁糖度は198g/ℓにもなる。
ワインの糖度も25~51g/ℓに及ぶ。金色がかった澄んだ黄色。スイカズラやアカシアの花、桃やアプリコットのような甘いアロマ。甘美な後味とアロマの余韻が長く続く。アペリティフからソースで仕上げた白身の肉や魚、フルーツタルトや生のフルーツ、アイスクリームなどデザートまで広く合わせることができる。
モンカレ村には美しいモザイクの床が残るローマ時代の貴族の別荘の遺跡があり、ジロンド県との県境に近いSaint-Michel-de-Montaigne(サン・ミシェル・ドゥ・モンテーニュ)には「エセー」で名高い思想家ミシェル・ドゥ・モンテーニュの居城がある。
274. Côtes du Marmandais(コート・デュ・マルマンデ)Sud-Ouest:1990。Lot-et-Garonne県のGaronne川に沿った27のコミューンのアペラシオン。中心はガロンヌ川右岸の町Marmande(マルマンド)。AOCコート・ドゥ・ビュゼ、コート・ドゥ・デュラ、ボルドーのアントル・ドゥー・メールとグラーヴに隣接する。土質はガロンヌ川の古い段丘上に堆積した砂利混じりの沖積土。
赤とロゼ(97%):主要品種カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー(合わせて85%以内)。補助品種Abouriou、フェール・セルヴァドゥ、ガメ、シラー(合わせて50%以内)。出来上がったワインは木製の樽で澱下げしたのち瓶詰めされる。アルコール度数は低めで、3年以内に飲む。
白(3%):主要品種ソーヴィニョン・ブラン、ソーヴィニョン・グリ最低70 %)。補助品種ミュスカデル、セミヨン(合わせて30 % 以内)。赤ワインと同じように果皮ごと醸しを行ってブドウのアロマを十分に引き出したのち、プレスして果汁を分離する。若いうちに飲む。

Lamothe-Montravel モンターニュの居城
   
  Montcaretのローマ遺跡            モザイクの床             極甘口白
Marmandeのノートルダム教会 Marmandeの畑
  
赤       ロゼ       白