Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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275. Entraygues-le-Fel(アントライゲ・ル・フェール)Sud-Ouest:1965。アヴェロン県の6つ、カンタル県の2つのコミューンのアペラシオン。土質は頁岩と鉄分を含む花崗岩の風化土。
赤とロゼ:フェール・セルヴァドゥ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン。さわやかなアロマでのどごしがいい。内臓料理、塩漬け豚肉と野菜の煮込み、アリゴなどとよく合う。16℃前後で供する。
白:モーザック、シュナン・ブラン。香り高い辛口。干しダラ、ジャガイモ、卵をクルミのオイルで調理したestofinadoという地元Rouergue(ルエルグ)地方の郷土料理や、ロット川流域で作られるChabichou(シャビシューまたはカベクー)という山羊乳チーズなどと相性がいい。8~10℃で供する。
276. Estaing(エスタン)Sud-Ouest:1945。アヴェロン県のCoubisou(クビスー)、Estaing(エスタン)、Sébrazac(セブラザック)という3つのコミューンのアペラシオン。栽培面積はわずか14ha。土質は頁岩の風化土または石灰質粘土。中央山塊の中でも気候が特に厳しいAubrac(オーブラック)地方にあるためブドウの収穫はギリギリまで遅くする。
赤とロゼ:主要品種ガメ、カベルネ・フラン、フェール・セルヴァドゥ。補助品種ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、Négret de Banhars、メルロー、Jurançon、Abouriou。赤は紫がかったルビー色。フルーティだが力強い味わい。3~5年の若いうちに飲む。
白:主要品種モーザック。補助品種シュナン・ブラン。淡い黄色。フルーティな辛口でフリントのようなミネラル感のバランスがいい。
アントライゲ・ル・フェールの畑 アントライゲ・ル・フェールのドメーヌ
        
                      ロゼ              白                 塩漬け豚肉と野菜の煮込み
           
             アリゴ                                   estofinado
  
Estaingのシャトー           Sébrazac                        赤