Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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6. Bourgogne(ブルゴーニュ)17 93. Mazis Chambertin(マジ・シャンベルタン)ブルゴーニュ:詳細は80 Gevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)の続きを参照。 94. Mazoyères Chambertin(マゾワイエール・シャンベルタン)ブルゴーニュ:詳細は80. Gevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)の続きを参照。 95. Mercurey(メルキュレー)ブルゴーニュ:1936。ソーヌ・エ・ロワール県コート・シャロネーズのMercureyとSaint-Martin-sous-Montaigu(サン・マルタン・スー・モンテギュ)という2つのコミューンに認められた村名アペラシオン。29の1級クリマを持つ。土質は泥灰質土、石灰質粘土、石灰質土。MercureyとMercurey Premier Cruはアペラシオン名の後ろにクリマ名を記載する。 赤(90%):ピノ・ノワール100%。深みのあるルビー色。赤いベリーの香りに森の下草のアロマ。アタックは力強くリッチで構造がしっかりしている。若いうちはタンニンが硬く強いミネラルを感じさせるが、 熟成させるとまろやかで肉づきがよくなる。牛肉や鶏肉の赤ワイン煮込み、豚肉のロースト、カモやキジなどの猟鳥、熟成の進んだソフトタイプのチーズなどとよく合う。熟成期間5~10年。 白(10%):シャルドネ100%。緑を帯びた淡い黄金色。白い花の香り、ヘーゼルナッツ、アーモンド、シナモン、胡椒のニュアンス。澱とともに12~24ヶ月樽熟成された後瓶詰めされるため豊富なミネラルが特徴。風味がよく、グルマン向きのワインと言われている。ソースで仕上げた焼き魚、ムール貝のワイン蒸しなど調理した海の幸、仔牛のクリーム煮、スモークサーモンなどと相性がいい。ハードタイプのチーズやアジア系のエスニック料理にも合わせられる。熟成期間2~8年。 96. Meursault(ムルソー)ブルゴーニュ:1937。コート・ドール県コート・ドゥ・ボーヌの村名アペラシオン。19の1級クリマを持つ。MeursaultとMeursault 1er cruはアペラシオン名の後ろにクリマ名を記載できる。土質は泥灰質土と石灰質土。マグネシウムを豊富に含む畑もある。 甘口白ワイン(96%):シャルドネ100%。緑色を帯びた黄金色。新鮮なブドウや菩提樹の花、炒ったアーモンド、ヘーゼルナッツ、蜂蜜、柑橘など複雑なアロマに打った火打石のようなニュアンスも加わる。ソーテルヌのようなリッチで滑らかな甘口で長熟タイプ。フォワグラに合わせるのが一番。鶏肉のクリーム煮やオマールなどのエビ、カニにも合い、ブルーチーズとともにデザートワインにしてもいい。最低でも8年~15年以上の熟成が必要。 わずか4%だけ生産されるピノ・ノワール100%の赤はAOCの対象外。 97. Montagny(モンタニー)ブルゴーニュ:1936。ソーヌ・エ・ロワール県コート・シャロネーズのMontagny-lès-Buxy(モンタニー・レ・ビュキー)、Buxy(ビュキー)、Saint-Vallerin(サン・ヴァルラン)、Jully-lès-Buxy en Saône-et-Loire(ジュリー・ビュキー・アン・ソーヌ・エ・ロワール)という4つのコミューンに認められた村名アペラシオン。49の1級クリマを持つ。土質はところどころに砂岩が露出する泥灰質土と石灰質土。 白:シャルドネ100%。澄み切った黄金色。アカシア、サンザシ、スイカズラ、バラなど花の香り、スミレ、シダのアロマにフリントのニュアンスもあるため残り香はスパイシー。繊細な味でデリケートだが、骨格はしっかりしている。仔牛のホワイトソース、蒸すか茹でた甲殻類、焼き魚、ハードタイプのチーズなどによく合う。熟成期間1~6年。
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