Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
   
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181. Coteaux du Languedoc(コトー・デュ・ラングドック)Languedoc-Roussillon:1985。ガール、エロ―、オードの3県にまたがる丘陵地の18のVDQSを再編統合した広域アペラシオン。かつてはVDQS vin de pay d'Ocの一部だった。現在はAOC Languedoc(2007年認証)に含まれる。(Languedocの項参照

182. Côtes du Roussillon(コート・デュ・ルシヨン)Languedoc-Roussillon:1977。ピレネーゾリアンタル県Perpignan(ペルピニャン)周辺に広がる118のコミューンの地域アペラシオン。土質は段丘上に堆積した頁岩と花崗岩の風化土で円礫を多く含む。
赤とロゼ:カリニャン、サンソー、ムールヴェドル、グルナッシュ、シラー、Lladonner pelut。赤はフルーティでスパイシーな複雑な味わい。ロゼはフルーティで力強くコクがある。
白:グルナッシュ・ブラン、 マルヴォワジー、マルサンヌ、ルーサンヌ、マカブー。花のような香りで、力強いが軽い。

183. Côtes du Roussillon Villages(コート・デュ・ルシヨン・ヴィラージュ)Languedoc-Roussillon:1977。Côtes du Roussillonの中から32のコミューンで作られる赤ワインだけを別のAOCに認証。Caramany(カラマニー)、Latour-de-France(ラトゥール・ドゥ・フランス)、Lesquerde(レケルド)、Tautavel(トータヴェル)の4つの村はエチケットにCôtes-du-roussillon-villages +村名を記すことが認められている。
主要品種:シラー、ムールヴェドル、カリニャン、グルナッシュ、サンソー、ルラドネ・プルのうち、3つのセパージュをアッサンブラージュ。アクセサリー品種:マカブー(味の調整のために10%以内)。ただし、カリニャンは単一で60%を超えてはならない。乾燥した土地で栽培されるブドウは糖度が上がるとともに豊富なタンニンを含み長熟タイプになる。甘草のアロマを持ち、フルーティだがコクがある。
 トータヴェル村はネアンデルタール人より古く、45万年前にハイデルベルグ人の化石人骨が発見されたGouleyrous峡谷の洞窟遺跡があることで有名。



コート・デュ・ルシヨンの畑 Caramany村
      
Gouleyrous峡谷                     白          ヴィラージュ
                 

クレモン・ドゥ・リムー白      ロゼ

  リム―赤