Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide- | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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146. Côte Rôtie(コート・ロティ)ローヌ:1936。北部ローヌでも最も北に位置する。ローヌ川右岸にあるAmpuis(アンピュイ)、Saint-Cyr-sur-le-Rhône(サン・シル・シュル・ル・ローヌ)、Tupin-et-Semons(テュパン・エ・スモン)という3つのコミューンの地区アペラシオン。畑は南から南東向きの日当たりがいい急斜面で、Côte
Rôtieの名の由来は「ローストした斜面」。土質は、北寄りは雲母を多く含む花崗岩質土壌、南寄りは花崗岩と変成岩の混じったミグマタイトという岩石の風化土。こぶし大の礫を多く含む。 赤:シラー(80%以上)、ヴィオニエ(20%以内)。近年はシラー100%のものも作られている。黒に近い深いルビー色。赤や黒の果物、スミレの香り、熟成すると甘草、トリュフ、獣、スパイスなど複雑でエレガントなアロマが生まれる。若いうちは酸味とタンニンが強いため長期熟成が必要。果実味に溶けたタンニンと高めのアルコールが醸し出すボリューム感が際立ち、濃厚で繊細な味わい。イノシシ、シカ、ウサギなどのジビエや血のソースを使った猟鳥との相性が抜群。強いブルーチーズともよく合う。8~15年で飲み頃。よい年のものはさらに長期熟成が可能。デカンタージュして18~20度でじっくり味わうのがよい。 60以上のドメーヌがあるが、ブドウの栽培から収穫まですべて手作業で行われるため生産量は多くない。1928年から毎年1月にアンピュイの町でワイン市が開催されている。コート・ロティの質の高さに最初に注目したのもフェルナン・ポワン。 147. Coteaux de Die(コトー・ドゥ・ディー)ローヌ:1992。 解説と画像は142. Clairette de Dieの項参照。 148.Coteaux-du-lyonnais(コトー・デュ・リヨネ)ローヌ:1984。かつてはlyonnais という独立した産地だったが、現在はコート・デュ・ローヌに含まれる。リヨンの西、ローヌ県のmonts du Lyonnais地域の50のコミューンに認められた地域アペラシオン。土質は花崗岩質の泥土。 赤とロゼ:ガメ単一。ワインのタイプはボージョレと似る。 白:主要品種シャルドネ、補助品種アリゴテ、ピノ・ブラン。
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