Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
 
 
 
  ÉTÉ AUTOMNE  
 
1 Le café.  (コーヒー)

コーヒーはカルディという羊飼いの子供によって発見された?
彼がイスラム教徒だったから、コーヒーはキリスト教世界で受け入れられるのに抵抗があった?
どのような経過を経て、コーヒーが日常の飲み物になったのでしょうか。
どのようにすれば、コーヒー豆が醸し出す香りを最高に引き出すことができるのでしょうか。
文化 1~4
2 XI Conférence Internationale sur le sida. 
(第11回、国際エイズ会議)

「実現の時」
―治療を受ける権利―
~科学的な研究と国際的な論理が出会う場~
とはいえ、エイズ・結核・マラリアのために真に必要なのは資金なのか?
2005年、最終的には70~100億ドルからなる資金を投入することにより、おおよそ15億人の貧困国の患者(60億人が治療を必要としている)が治療を受けることができた。
またHIVに対する予防ワクチンの研究に2億8700万ドルを注ぎ込む。
ビル・メリンダ財団はエイズ・結核・マラリア対策基金に5年間5億ドルを提供するという。しかしエイズ・結核・マラリア撲滅のためには毎年312億ドルの支出が必要だとか。Le café.  (コーヒー)
社会事象   5~7
3 Chine-Japon  (中国と日本)

経済を中心に見ると日中関係はそれなりにそれなりのものが。
ただし、中国での反日デモ、牽制など二大大国間の緊張は依然存在する。
 反日の理由として挙げられている侵略戦争に対して日本は中国に韓国に何度謝罪した?
首相田中角栄(1972年)、その10年後宮沢喜一官房長官が。また天皇自身も1990年に追悼の意を韓国で表明し、首相村田富一が、橋本龍太郎(1997年)も、小泉純一郎は2001年、2002年、2003年と2005年に謝意を表明。
これらの表明は中国に届かないのか。それとも別のところに反日の真意があるのか。
現在日本  8~9
4 Antidépresseurs  (抗鬱剤)

ロビンは26歳で死ななければならなかった?
彼は鬱病と診断され、抗鬱剤が処方された。その後1か月、彼は自殺した。「薬の影響で気持ちが高揚し自殺へと向かわせた。」と家族は薬を処方した医者を訴える。
今欧米で抗鬱剤と自殺との関係が問題になっているとのこと。
仮説だけれど鬱病とは「脳の中にある神経伝達に関るセロトニンの放出量がアンバランスになる。」と言われている。製薬会社は「自殺は薬によるものではなく、鬱病が原因だ」と逃げおおせているようだ。実際はどうなのだろうか?
科学  10~12 
5 Le point sur les migrations internationales.
(コフィ・アナン発言:国際移住のメリット)

国際的移住に関する視点
 古来より移民は人類にとって困難を乗り越えるという意思の表明、よりよい人生を勝ち取るための勇気ある行動であった。
2006年9月の国連総会に向けてコフィー・アナン宣言している。
「移民は人類を前進させる。人の移動は受け入れ側の社会にとって進歩の原動力となる。歴史がわれわれに教えてきたのは、移民というのは祖国を離れた人々の運命を改善するということ、しかし同様に全世界の人類を前進させているということだ。」と。
移民・人の移動はその時代時代で様相を異にするが、積極的な評価としては人によってもたらされる未知のものとの接触であろうか。確かに現在は移民による経済・社会のマイナス要素ばかりが取りざたされているようにも思える。  
政治経済 13~15
6 Le poivre (胡椒)

Piper negrum
西ガーツ山脈の熱帯林が起源。
熟すと緑から赤にかわる。
燃えるブドウ(初期の植物学者)
白・黒・赤
香辛料
これらから何を想像しますか?最後の香辛料まできてわかったでしょうか?
これらが意味するのは胡椒なのです。香辛料を点描画のように使うフランス人シェフはこう語っています。
「私の料理を文章とみるなら、香辛料は句読点のように使っている。塩は句点で、胡椒はピリオドだ。」。希少な胡椒(赤)はシェフが直接産地で購入するようだが、胡椒市場の80%を占めるのは米国の企業で相場もウォール街が決定しているよう・・・です。
文化 16~17
7 La Fondation Gates (ゲーツ財団)

世界保健機構の予算の2倍。
アメリカ合衆国が人道的支援と発展支援のため外国に支出する額の2倍以上。
ウォーレン・バフェット(世界一の投資家)が、彼の持つ個人資産のうち83%をB&MGFに寄付すると発表した。しかし米国ではブッシュ政権のときに相続税減税が行われ寄付を行う富豪が減っているとか。これほど巨額のほとんど個人からの寄付、それだけで驚きでもあるが、いったい何に使われるのか。巨大な組織となったB&MGF財団が見せてくれる夢とは?
社会事象 18~19
8 Animation nipponne (日本アニメ)

日本アニメ創始者の一人として誰もが手塚治をあげるだろう。彼はすでに歴史上の人物になってしまっているのだろうか。それでも手塚治の功績は計り知れないものがある。
1982年、彼はニューヨークタイムのインタビューで日本人のロボット熱について説明をしている。
「日本人は人間、ハイテク創造物、そしてそれらを取り巻く世界との間に区別をつけない。全てが同じ。私たちは異なるものとしてロボットを見ない。私たちの周りにある全てのものと同じように、虫や石などと同じようにロボットを捉える。すべては一つのものである。」と。
今年2014年、手塚が見せた未来都市は今世界いたるところに広がっているようにも思える。
しかし、現在人がロボット市場に求めているもの(介護ロボットなども含めて)、そのにある心の変化は、彼の構想にあったものと同じなのだろうか。
現代日本 20~22
9 Médicaments (薬品)

痛みを止める!その薬は市場をゆさぶる。痛みはとれるのだが、おそろしい副作用が確認された例の一つがヴィオックス。2005年に「ヴィオックス訴訟」がおこり、最終的には市場から撤収された。その市場が2億5600万ドル!(2億1100万€)あったというのは驚きだ。
フランスのメディアも最初この薬品が市場に出回った時には、「リュウマチの痛みに対する特効薬」「有効で副作用がおこらない」「奇跡の抗炎症剤」とそれを推奨していた。
臨床医学専門医は、「市場に出回る前に薬の致死量を知るのは不可能である。多くの人々に対して、十分な研究がなされていない。薬は常に恩恵とリスクが隣り合わせに存在する。もしリスクをとらなかったならば、市場に出回っているエイズ治療薬・抗ウィルス剤アジドチミンも置かれてはいないだろう。」と指摘する。
科学 23~25
10 Travailler jusqu' à 80 ans? (80歳まで働く?)

先進国で伸び続ける平均余命。出生率がさがっている現在、多くの発展国の現行システムでは、若者たちだけでは高齢者を支えられない。
ではどうするか。
現行の退職年齢を引き上げ、自分が食べるためのものは自分で稼ぐ。もしくは年金積立金を増やす。中国のように、年老いた両親の面倒は長男が見るという文化を盾に、男の子がいる家庭に年金額を減らす。
いずれにせよ、このままだと高齢者年金が先進国の国家予算を脅かすのは確実なようだ。
もう一方の問題は、先進国と後進国との間にある平均余命の格差だ。生きる長さが国によって変わる。経済格差、教育格差だけではなく、生きれる時間にも格差があるというのだ。
政治経済 26~28