Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
 
 
 
HIVER PRINTEMPS ÉTÉ AUTOMNE
 
1 Petites, mais costaudes. (小型で頑丈。)

軽自動車。軽自動車は今や日本人にとって強い味方です。第2次大戦後の復興期に活躍した軽自動車はその後の経済成長で見捨てられ、再び脚光をあびているようです。街中でも黄色のプレートをよく見ますよね。どうしてなのでしょうか。フランス人はこの現象をどのように見ているのでしょうか。
現代日本 1006-1008
2 Deux extraits de l’EXTRA-PURE . 
(『エクストラピュア―』抜粋。)

マフィアの麻薬組織に切り込み(『死都ゴモラ』(邦題))護衛までついたロベルト・サビアーノの最新作。コカインの世界とは?最新作からの抜粋をフランス語で読んでみませんか?
歴史文化 1009-1011
3 AYUMU, Champion du Monde de Memory (1). 
 ( AYUMU 記憶力の世界チャンピオン(1)。)

チンパンジーのAYUMUの記憶力は私たち人間を超える!ほんの少し見ただけで記憶し、それを再現している。
映像はこちら⇒
かつては人間にも備わっていた記憶力なのかな?
科  学  1012-1014
4 L’État islamique (「イスラム国」。)

「国」とはなんなのか?名誉革命、マグナカルタ・フランス革命を経て作り上げてきた近代国家。そこで作り上げられた「国家」体制がどの地域においても、どの社会においても適応するものではない。イスラム国はどのような理念をもってどういった方向へ進もうとしているのか。イスラム国とは?

政治経済 1015-1017
5 Ebola : la course contre la mort (1). (エボラ:死との競争 (1)。)

ここでは誰もが、今では確信している。最悪の状況はこれからだ。
この記事が掲載されたのは2014年11月。年が明けて2015年、現在エボラはどうなっているのだろうか。
テキストは主として時事から選ばれている。この数年間での感染病として、すでにエイズ、鳥インフルエンザなどのテキストを読んできた。グローバル化で人々の移動が激しくなる現在、情報に振り回されることなく正確な情報を、少なくとも数カ国語で取得できれば心強いものだ。
社会事象 1018-1020
6 Le pape de la petite voiture. (小型車の第一人者。)

バブル崩壊、経済危機の中で生き抜き、成長を遂げたスズキモーターズの戦略とはなんなのか。大型車が狭い道いっぱいに走っていた時代は過ぎ去り、いまや日本国内どの道にもK自動車が走りまわっている。ところがこの4月以降、低排気量の小型車の自動車税が増額になるという。さてスズキの次なる戦略とは?
の指導者である人物はまとめる。
現代日本  1021-1023
7 Comment la cocaïne nous a sauvés de la crise financière. 
 (コカインは如何にして我々を金融危機から救ったか。)

ロベート・サビアノへのインタビュー
「死都ゴモラ」が出版されてから7年、彼はコカインがどのようにして最も多く、多くの金を稼ぐことになるのかを語る。
アップル株に投資すると1000€が一年後には1300~1400€に、でもコカインに投資したとすれば、一年後には180~200万€手に入れる。
といわれても。。。コカインに投資することなどありえない。コカインの世界ではどのようなことが展開されているのでしょうか。
歴史文化 1024-1026
8 AYUMU , Champion du Monde de Memory (2).
 ( AYUMU 記憶力の世界チャンピオン(2)。)

人の幼児は、この直感像記憶をもっている傾向があるようです。
しかし、物を「見る→記憶する」から、ものを社会的なコンテキストの中で「理解」する方法へと進むにつれてこの能力は失われていくようです。「我々の脳の容量には限りがあるのです。いくつかのものを加えるためには、別のものを捨てなければならないのです。」と研究者は説明しています。
チンパンジーにとっては、この直感像記憶という能力は普通のことのようです。自然の中で生き延びていくために必要な早急な決断、木から木へ飛び移るとき、脅威に対する反応などの助けになるようです。
科  学 1027-1029
9 La guerre contre l’« Etat islamique » sera longue et coûteuse pour l’Occident. 
 (対「イスラム国」戦争は欧米にとって長く高くつくだろう。)

偽均衡
イスラム国へと軍事介入を行う米国を中心とした有志連合。しかし、その有志連合はソマリアには介入していない。ソマリアでの人権はイラクほどにも尊重されているわけでもないのに。この軍事介入は中東の安定を願ってのもの、イスラム国の軍事的な成功は生命に関わる危険があるということが動機である。しかし国際的な有志連合は世界の様々な場所で起こっている命に関わる問題すべてに介入しているわけではない。物事を見る視点は様々、どの視点から見るかで物事の本質が変わる。ただ人を殺してもいいという宗教など、国などないことだけはただ一つの真実だと思う。
政治経済 1030-1032
10 Ebola : la course contre la mort (2). (エボラ:死との競争 (2)。)

ここでは、常軌を逸したうわさがウィルスより早く広がっている。
治療及び予防チームは、世界の果てのこれらの村々で、とにかく民俗学者の力をかりようと試みているが、ここに来る為には相乗りバイクで数時間の道よりをたどってしか来ることはできず、電話がつながるのも困難である。
突然に襲ってきた「死」に至る伝染病、発生した村も、世界から馳せ参じた医療チームもとんだもない事態に直面することになる。そこにあった問題点とはなんだったのか?
社会事象 1033-1035