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Au Japon, polémique du gibet.(日本の死刑制度) 毎朝彼らは廊下から聞こえる足音を数える。もし数が多ければ死刑執行が行われるということがわかっている。誰が呼ばれるのか?
歩みが止まる。看守は各独房の前に。死刑判決が決定したものたちは、扉に目を釘付けにして待っている。そして扉のひとつが開けられ、運命の言葉が発せられる。
「刑の執行です。」
★最高刑罰として死刑のない国もある。死刑制度は賛否両論のようだ。
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現代日本 |
147-149 |
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Bali: La conférence des Nations unies sur le changement climatique.
(気候変動に関する国連会議) 2007年12月12日「私たちはここについに今世紀最大の挑戦に立ち向かうために集まっています。私たちがここにいるのは決断をためらっている時間がもはやないからです。科学者たちの結果は明らかです。気候変動はまさに現実のものとなっています。行動するべき時がやってきました。」と国連事務総長の演説がバリ会議で行われた。
「これは私たちの世代が立ちあがらなければならないモラルへの挑戦です。世界中の人々の目が私たちに注がれているだけでなく、次の世代に生きる人々の目も同じく私たちを見ています。私たちは次の世代の子供たちの未来を質草にいれることはできません。」と事務総長は声を上げた。
★ このバリ会議でコペンハーゲンまで続くロードマップが採択された。 |
社会事象 |
150-150 |
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Al-Jazira, sur la voie de CNN. (アルジャジーラ) ドーハ?都市?
カタールの首都はまるで酷暑の真ん中にある作業所のようだ。ペルシャ湾沿い、ほこりだらけの空き地に建設されたいくつもの摩天楼。道は砂漠地帯の天然ガスを運びだしている。カタールの首長はアラビア半島の近隣国同様、黄金時代を経験した。近隣国それぞれは天の賜物の恩恵を受ける。
そしてカタール、この国は10年前からすべての地域に問題の種を蒔くちょっとした道楽財に金をかけている。ハマス首長が経営するアルジャジーラ局だ。
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歴史文化 |
151-152 |
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Le traité de Lisbonne. (リスボン条約) リスボン条約とは、既存の欧州連合基本条約を修正する条約。改革条約とも呼ばれる。2009年までにすべての欧州連合加盟国の批准が完了し、発効する予定となっている。この条約では、一部のEU加盟国の国民投票で批准が拒否された欧州憲法条約が実施されるようである。
EUは巨大な国家になるのだろうか。
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政治経済 |
153-155 |
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Cellules souches. (幹細胞)
胚性幹細胞:
胚性幹細胞というのは試験管受精した胚、その5日目の胚盤胞期の内部組織を破壊して取り出す。
成体幹細胞
成体幹細胞というのはとくに骨髄、皮膚、臍帯血などの中に存在する。これらの細胞はすでに血液の癌疾患者や大やけどをおった患者の治療においてかなりの成功をあげることが確認されている。 |
科 学 |
156-157 |
6 |
Les Japonais et le Shinto. (日本と神道) A:私たちは神道について、常に宗教というよりも伝統的な慣習の集合体のようなものだと捉えています。。。。
B: 神道が宗教性を全くもっていないと主張するほどまでにいたった研究者さえいます。私自身は宗教という言葉が、神道がなすことすべてを表現しているかどうかに疑問をもっています。多くの人々は宗教が教義と聖典をもっているものだと考えています。ところが神道においては、開祖がいないこともあわせてそれらすべてを持ち合わせていません。
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現代日本 |
157-160 |
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Conférence de Bali sur le climat : premiers jugements à chaud.
(気候変動バリ会議-現場レポート) バリ会議の結果をいかに考えるか?
「私たちは、また米国によって騙された可能性があるのか」。
メディアは、バリ島ロードマップの中に組み込まれることになるICPPによって見積もられた数値勧告について、EUと米国の絶大な権力の問題に集中している。それは重要な争点である。。。
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社会事象 |
161-163 |
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Al-Jazira, phénomène médiatique arabe.
(アルジャジーラ、アラブのメディア現象) アフガニスタンにおけるアメリカ軍の空爆は、結局のところ衛星放送を通じてこれを配信したアラブのテレビ局アルジャジーラの名を世界に知らしめた。これは世界のメディアにとって画期的な現象となった。
1996年に創設されたアルジャジーラはCNNが立ち去った後イラクでの存在感の高さという点で、アラブ世界の中ではすでに「メディア現象」となっていたが、むしろ2000年9月末からのパレスティナによる2回目の反イスラエル闘争を放映したことがその評価を高めた。
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歴史文化 |
164-165 |
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Le traité de Lisbonne. リスボン条約を肯定、エリザベート・ギグー(フランスの社会党政治家)
リスボン条約は完全なものではない。しかし従前の欧州の条約もまたすでに理想的なものではなくなってきている。この条約は欧州が57年前に遡るパリ条約から改定してきたほかのものより不十分である。そして今の事態は欧州に妥協を求めざる得ないものだ。欧州連合とは、それぞれの国家が歴史、言語、伝統、経済・社会制度をもち、また政治色の異なる政府や党派において妥協は避けがたいものである。この多様性は守っていくべき豊かさである。なぜならそれがヨーロッパの個性なのである。しかし同時に27カ国、4億8千万の欧州市民が政治的協調のもと連合を形成していくために多様性を克服することを理解する必要がある。 |
政治経済 |
166-168 |
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La révolution des cellules souches. (幹細胞革命) 心臓を再生するということ、脊髄の修復、歯を再びはえさせること・・・
私たちはいつか幹細胞を意のままに使いこなすことにより、器官を新たに再生することができるだろうか?
ファビエン・グルイエは現在科学で最も議論され、もっとも異論がだされた問題点の一つに関しての分析を行った。
すでに30年!
1977年の春、パリ、サン・アントワーヌ病院で、末期の急性白血病に苦しむ患者に世界初となる骨髄移植が成功裏に実施された。
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科 学 |
169-171 |