Ecole de français du Kansai -Traduction, Interprétariat, Guide-
 
 
 
HIVER PRINTEMPS ÉTÉ AUTOMNE
 
1 Steve Jobs, l'emblématique patron d'Apple, est décédé.
 (アップルの象徴的経営者スティーヴ・ジョブズの死)

2011年10月5日、アップルはジョブズが死去したと発表した。まだ54歳だった。マイクロソフト社のビルゲイツとともに世界を変えた人物の一人といっても過言ではないだろう。
そしてアメリカンドリームを成し遂げた人物でもある。
リンゴマークがかわいらしいアップルはiPadが発売されるや否や再び多くの人々が手にするようになった。
社会事象 640-642
2 Les politiques de prise en charge des adultes handicapés en Europe et en Amérique du Nord. (1)
 (ヨーロッパと北米における成人障害者への受容 ・1)

歴史的にみて障害者に対する社会制度は3つの段階を経てきているという。
1990年代、制度化され制度を運用する(施設の設置)、ついで1970年代、医療対象となる。今、障害者に対するすべての差別が否定され福祉モデルと公民権を得る。
ヨーロッパと北米では障害に差異があったとしても社会制度として雇用の確保が保証されている。
l’Organisation de coopération et de développement économique (OCDE)
経済協力開発機構
政治経済  643-645
3 Tepco et ses actionnaires.
(原子力国日本と罰された傲慢・1)

2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災
東北地方太平洋沖地震による災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害である。
この災害によって日本の原発神話が崩壊した。
この大災害を教訓に日本の原発政策は変わっていくのだろうか。
Tokyo Electric Power Company (Tepco) 東京電力とその株主たちがいかに選択し、国はどのような指針をだすのか。
現代日本  646-648
4 Le prix Nobel de la paix remis à un trio féminin historique.
 (女性3人へ歴史的ノーベル平和賞)

2011年、女性3名がノーベル平和賞を受賞した。
リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ氏とレイマ・ボウィ氏
イエメンのタワックル・カルマン氏である。

世界の半分は女性であり、女性たちよ、声を上げよう。彼女たちは平和の戦士だ。

歴史文化 649-651
5 Smart grid : Comprendre les Smart grids.
 (スマート・グリッドとは?)

次世代の電力ネットワーク。
これまでの電力ネットワークを抜本的に見直し、IT技術や新しい発電方法を組み合わせ、まったく新しい電力網と再生可能なエネルギーを組み合わせ必要に応じて発電させ消費するシステムを構築する。
テキストを読んで初めて知ることが多々ある。
特に科学の分野は日ごろから意識的に情報を得ようとしない限り知らないことが多いような気がする。
これも授業に通うメリットかもしれない。
スマートグリッドも今回のテキストで初めてしった。。。

* une télégestion : 遠隔管理 リモートマネージメント
科  学 652-654
6 Steve Jobs, l'homme qui a fait Apple.
 (アップルをつくった男スティーヴ・ジョブズ)
社会事象 655-658
7 Les politiques de prise en charge des adultes handicapés en Europe et en Amérique du Nord. (2)
(ヨーロッパと北米における成人障害者への受容 ・2)

Le passage de politiques « d’assistance » à des politiques dites « actives »
障害者の就労意欲は高い。障害者が職業を通じ、誇りをもって自立した生活を送ることができるよう社会は何ができるのか。
その一つが障害者雇用対策である。企業に対し雇用率を定めているが、罰金を支払うことを選択する企業があることも事実である。
政治経済 659-661
8 Le Japon nucléaire ou l’hubris puni.(2)
(原子力国日本と罰された傲慢・2)
現代日本 662-664
9 Tawakul Karman, Prix Nobel de la Paix.
 (ノーベル平和賞受賞者タワックル・カルマン)

タワックル・カルマン
イエメンの活動家で、アラブ女性として初、史上最年少のノーベル平和賞受賞者。32歳で、3人の子供の母親であり、積極的に発言するジャーナリスト兼活動家である。報道の自由を求める運動を行い、政治犯の刑務所からの釈放を求める毎週の座り込みを行った。彼女は、束縛のない女性ジャーナリスト(Women Journalists Without Chains、WJWC)を結成し、イエメンにおける女性の権利と民主主義を求める闘いで指導的役割を果たしてきた。
「アラブの春」の関する記事は日本でも目にすることがあるが、イエメンについての記事はほとんど目にすることがない。この受賞によって世界の目がイエメンに向くことを期待する。
歴史文化 665-667
10 Smart grid (2)  (スマート・グリッド・2) 科  学 668-670