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Oxfam-International, c’est quoi ?
「オックスファム・インターナショナルとは?」
オックスファム・インターナショナル(Oxfam International)は13の組織で編成され、貧困と不正を根絶するための支援と活動を100カ国以上で展開している団体である[1]。
設立は第二次世界大戦下の1942年、「オックスフォード飢餓救済委員会」が設立される。その目的は、当時、ナチス支配下にあったギリシャの餓えに苦しむ国民を助けなければ!であった。ナチスを追い込むのであれば、なんでもありにはならないと抵抗し、飢餓に苦しむ人々に支援したのである。その後、飢餓を引き起こす要因に対して戦略的な解決法を提言するようにもなった。戦中・戦後に動いていた様々な組織が消えていく中でこの組織は今も活動を続けている。
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政治経済 |
1339-1341 |
2 |
Politique : La menace fantôme
「政治 : 亡霊の脅威」
政治:亡霊の/実体のない/見えざる脅威→スターウォーズにひっかけてる?
20年前に創設された日本会議は、この国で最も影響力のある保守運動となる。さてその実態は?
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現代日本 |
1342-1345 |
3 |
科学 I Un animal nommé corail
「サンゴという動物」
堡礁の力、ラグーンのとてつもない美しさはもっぱら微小な動物に左右される。この動物が珊瑚なのだ。その珊瑚が地球温暖化の影響によって「白化」している。
この「白化」という現象は、珊瑚と共に互いに利を分かち合って共生している褐色藻が死滅していくことが原因だという。珊瑚礁は豊かな生物多様性を形成している。珊瑚が死ぬとこの生物多様性も失うこととなる。
だからといって、珊瑚礁が存在するところの海水面の温度を下げることなどできはしない。地球の温度をさげなければならないのだ。珊瑚礁が警告している。
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科学 |
1346-1348 |
4 |
Mort de Simone Veil, icône de la lutte pour les droits des femmes
「女権獲得の模範 シモーヌ・ヴェイユ死去」
1927年、ニースに生まれ、89歳で人生を閉じた。まさに激動の世紀を活力的に生き切った女性である。誰もが知る恐ろしいアウシュビッツ収容所からの生還者。戦後19歳で結婚、三児の母であるとともに国立行政学院で学業を続け、27歳で司法官として社会に進出。1974年からは政治の世界にも進出し、保健大臣を務め、女性の意思決定による人工妊娠中絶の法制度化(ヴェイユ法)など、女性の尊厳確立と正当な社会的認知に尽力した人。彼女の息子は言う。「母は学校の成績について強く求めたことはない。けれども振る舞いとモラルについては厳しく躾られた。そして彼女はなによりも何もしないことに嫌悪を示した。」。
彼女の自伝は読者に生き方を考えさせる。
『シモーヌ・ヴェーユ回想録』―20世紀フランス、欧州と運命をともにした女性政治家の半生
『Une vie』
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歴史文化 |
1349-1352 |
5 |
Paroles d’otages : l’enfer, c’est l’autre (1)
人質の発言「地獄は相方だ」
シリアでアルカイダ系の兵士によって拉致され人質となったアメリカ人男性二人。
彼らが最も耐え難かったのは、拷問でも死への恐怖でもなく、同室に閉じ込められた互いの相手だという。彼ら二人の経歴を読むと確かに住む世界が違う。そして価値観も違う。おそらく彼らは通常の社会生活をしていたら話をすること、出会うことすらないのかもしれない。
その二人が異常な境遇の中、二人きりで数か月を過ごす。離婚前の夫婦のような感覚が吐露されてる。なんたる人間くささ。
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社会事象 |
1353-1355 |
6 |
La mort annoncée de la classe moyenne...
「予想される中流階級の消滅」
未来はすべての人にとって素晴らしいものではない!
ということは、一部の人にとっては素晴らしいものとなり、また一部の人にとっては素晴らしいものではないということ。その一部とはどんな人たちなのか。そして素晴らしい未来を手にする一部になるにはどうすればいいのか。というより素晴らしいか素晴らしくないかってどういった基準で誰が決める?
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政治経済 |
1356-1358 |
7 |
Rencontre : Un réseau très bien structuré
「面談 : 実に巧みな組織網」
「過去」の栄光をもう一度。米国でも「強いアメリカ」に戻ることが叫ばれている。
それぞれの国が強く、栄光をもっていたと考えられている時代、人々はどのような暮らしを強いられてきたのだろうか。日々の生活の中で女性たちはどのような人生をつかむことができたのだろうか。長く生きることだけが素晴らしいとはいわないけれど、戦前・戦中の平均寿命は男女ともに40歳と少し。なぜこれほど短い人生だったのか。医療だけでなく社会に問題はなかったのか。 |
現代日本 |
1359-1361 |
8 |
L'impact du réchauffement climatique sur la Grande Barrière de Corail
「グレートバリアリーフへの温暖化の影響」
L'impact du réchauffement climatique sur la Grande Barrière de Corail
Présentation
1. Introduction
2. Les récifs coralliens
3. Effets du réchauffement climatique sur les récifs coralliens
4. Etat actuel de la Grande Barrière de Corail
5. Conclusion
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科学 |
1362-1364 |
9 |
« Simone Veil a sauvé de nombreuses vies algériennes, en toute discrétion
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「シモーヌ・ヴェイユは多くのアルジェリア人の命をそっと救った」
シモーヌ・ベイユがなしたこと。それは彼女がユダヤ人で、ナチスの収容所(アウシュビッツ)に入れられたが故になしえたのだろうか。間違いなく言えるのは、アルジェリア民族解放戦線に関わる人物が政治犯としてフランスに不当にとらえられていた時、彼女が司法長官であったことは奇跡に近いほどの幸運だといえる。彼女だから、理不尽さに憤り、正義とはなにかを考え、行動をおこしたのだろう。心より追悼の意を表します。
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歴史文化 |
1365-1367 |
10 |
Paroles d’otages : l’enfer, c’est l’autre (2)
「地獄は相方だ」
シモーヌ・ベイユがなしたこと。それは彼女がユダヤ人で、ナチスの収容所(アウシュビッツ)に入れられたが故になしえたのだろうか。間違いなく言えるのは、アルジェリア民族解放戦線に関わる人物が政治犯としてフランスに不当にとらえられていた時、彼女が司法長官であったことは奇跡に近いほどの幸運だといえる。彼女だから、理不尽さに憤り、正義とはなにかを考え、行動をおこしたのだろう。心より追悼の意を表します。
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社会事象 |
1368-1372 |