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4. フランスのチーズ
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⑩ Brocciu , Corse , AOC 1998(1983) , AOP 2003(1996)
ブロッチュ:羊乳、山羊乳と両方のミックスのLac。加える生乳の量により乳脂肪分は異なる。また、水切りカゴの大きさにより形も重量も異なる。重量500g~1㎏。
コルス(コルシカ)を代表する乳清チーズ。フレッシュがよく知られているが、熟成もさせる。乳清を鍋で40℃まで温め、25%以内の羊または山羊の生乳と15%以内の水、塩を加えてかき混ぜながら90℃に保っていると凝固してくる。それを穴あきお玉で柳かプラスティックでできたfattoghjeまたはcasgiaghjiと呼ばれるかごに入れて水分を切る。
できたての温かい物を食べるのが一番で、好みに応じて砂糖、オー・ド・ヴィーと砂糖、イチジクのジャム、茹で栗の粉、コーヒーなどをかける。また、musciognuというコルスの辛口のスープにしたりもする。塩を加えて21日以上熟成したものは域外にも出荷され、コルスでも様々な郷土料理や菓子に使われる。
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ブロッチュ |
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