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2010 hiver |
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Histoire et Culture II |
Mikhaïl Gorbatchev : "En 1989, l'histoire est sortie de ses gonds"
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Il reste convaincu que deux objectifs contradictoires - le rétablissement de la souveraineté des peuples et le maintien de l'URSS - étaient compatibles. Mais il n'en pense
pas moins que, dans les bouleversements marquant la fin de la guerre froide,
le positif l'emporte sur le négatif.
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【先生】
今日のテキストは「ベルリンの壁崩壊」のテキストに続くものですね。ベルリンの壁が崩壊してからもう20年、時間の経つのは早いものですねえ。それでは始めましょうか。
【受講生】
二つの相矛盾する目的―民族の主権の回復とソ連邦の維持―があり、それらは両立できると確信していた。しかし冷戦終結を印す大激動の中で、プラスがマイナスに勝ったのだと思う。
【先生】
なにかありますか?
【受講生】
「des peuples」を「民族」と訳されていましたが、「人々」ではだめですか?民族の主権というより、個々人の主権の回復だととったのですが。
【先生】
他の方はどうされましたか?
【受講生】
「人民」もしくは「人々」としました。
【受講生】
「諸民族」としました。
【先生】
そうですね。ここでの「des peuples」は言葉の選び方はどうであれ、スターリン体制のもとで問われていた構成単位としての「民族」のことです。ですから「諸民族の主権の回復」と訳すのがいいかと思います。他になにかありますか?
【受講生】
le positif l'emporte sur le negatif.のところですが、「勝った」とまで訳していいですか?
【先生】
どうされましたか?
【受講生】
「プラス面がマイナス面より多い。」としました。
【先生】
ここで言われているのは、そういうことですから、「プラスがマイナスに勝る」ということですよね。「勝った」でも問題ないと思います。「否定より肯定」でもいいと思います。
【受講生】
「破壊より建設的なものが」でもいいですか。
【先生】
それも大丈夫でしょう。他になにかありますか?なければ次にいきましょうか。
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